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外科医のLife-Work balance

[2021.09.21]

2021/9/20(月)に所沢市民体育館にて、第12回日本空手選手権大会が開催され、助教の出嶋が出場しました。出嶋は白蓮会館浦和支部という道場に所属し、今回大会の一般男子・初級クラス重量級で優勝しました。

我々外科医は、時として非常に高い(過剰な)倫理観から個人の生活が犠牲になるような要求をされることがあります。そして、それが外科医(特に女性外科医)において他科への転向、休職、離職につながることが珍しくありません。我々大学の使命は臨床・研究・教育の3本柱で、かける比重は個人で違えども3つすべての能力を統合してはじめて真の専門医であると思っています。それぞれの修練はタイムスケジュールや内容がどれも異なるため、個人の人生設計にあわせた計画を練ることでキャリア形成の中断、停滞のない修練を行うことが可能であると考えています。また、外科医はチームで行動、仕事を行うことが多く、お互いにサポートし合いながら働くことで仕事と個人の生活の両立が可能です。

古き悪しき慣習を撤廃し、医師のLife-Work balanceを整えることで個人がより充実した生活を送れるようになり、結果的にはそれが仕事の質の向上をもたらし、より良い医療を患者さんに提供できることにつながると考えています。
私達のグループでは、子育てや家事、家族との時間、趣味の時間を応援しており、そのサポート体制を整えています。

 

謝辞:ご指導いただいたNPO法人国際空手拳法連盟 白蓮会館浦和支部 西野道場 西野正敏先生と、ご指導・サポートしていただいた道場の皆さまに感謝申し上げます。また、出嶋の平日トレーニングのため業務を分担でサポートしてくれた呼吸器外科グループの横手先生、金本先生、渡邊先生に感謝申し上げます。

白蓮会館浦和支部 西野道場: https://byakurenurawa.jp/

出嶋決勝戦 You Tube:      https://www.youtube.com/watch?v=KwYqZJOBe1A

 

2021/9/21 助教 出嶋 仁

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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